皆既月食っていつ?赤い理由って?仕組みはどうなっているの?
皆既月食(かいきげっしょく)が2015年4月4日に見れるそうです。
次に見れるのは3年後らしいので、見逃さないようにしたいですね。
皆既月食とは?
月食が月全体に及ぶことです。
月食とは月が地球の影に隠れてしまう事です。
これを月の一部分だけなら「部分月食」といいます。
月食が及ぶ部分が多くなるにつれて
陰に隠れてしまっていた月が赤く見えるようになります。
この赤く見える月が「皆既月食」の特徴です。
2015年の皆既月食っていつ?
2015年の4月4日の8児54分から
皆既食が始まるようです。
一番綺麗に見れるのは4日の9時調度です。
そして9時6分に終わるようです。
短い間しかみれないので
しっかりと目に焼き付けておきたいですね。
月が赤く見える理由って?
皆既月食で見られる赤い月は「ブラッドムーン」と呼ばれるそうです。
では一体なぜ赤く見えるのでしょうか?
皆既月食の時月が赤く見えるのは、
太陽の光のうち赤い光だけが月に到達しているからです。
空の色は青く見えますが、それは地球の大気が青いとの光を反射して吸収するからです。
逆に赤い光は大気を通過して、反射されにくいのだそうです。
皆既月食中は地球の影に隠れてしまって、
太陽の光が月に届きにくくなります。
そしてわずかに届いた太陽の光は
ほとんど地球に青い光を吸収されて、
残った赤い光だけが月に到達し反射されます。
このせいで月が赤く見えるのだそうです。
ちなみにこの赤く見える色は
地球の大気の状態によって変化するそうです。
大気中にチリなどの障害物があれば黒っぽくなり
大気中が澄んでいればオレンジ色っぽく見えるそうです。
皆既月食の仕組みってどうなってるの?
月食が怒るのは太陽と地球と月が一直線に並んで満月になったときです。
一直線に並んだとき地球の影に月が隠れてしまうため
夜になれば地球上どこからでも月食を観察できるそうです。
月の公転面は地球の公転面から5度傾いているらしく
満月でもほとんどの場合、地球の影に入らないそうです。
たまにしか見られないからよけいにワクワクしますよね。